「会いたい」、愛すべきキャラジョンウ役パク・ユチョンとトラウマにおびえるスヨン役ユン・ウネの魅力紹介!予告動画公開中
前回までは、子役とドラマの魅力を紹介したが、今回からメインキャストを紹介!まず、第1弾は、主人公ジョンウ役のパク・ユチョンとスヨン役のユン・ウネの魅力について紹介しよう!予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。
見どころなどについては【「会いたい」を2倍楽しむ】で詳しく紹介している。
「会いたい」のBlu-ray&DVDのSET1、2はそろって大好評で、3月31日よりテレビ東京で放送することが決定している。
★パク・ユチョン:ハ・ジョンウ役(1986年6月4日生、180㎝、O型)
小学校から2003年のデビューまでアメリカ在住で、歌手になるのが夢。2004年に東方神起としてデビュー。2010年からはキム・ジェジュンとキム・ジュンスの3人でJYJとして、アジア中を虜にしている。トップアーティストの彼のドラマ初体験は、2005年「レインボーロマンス」のゲスト出演。本格的なドラマデビューは、2010年「トキメキ☆成均館スキャンダル」の主演。その後「ミス・リプリー」(11)、「屋根部屋のプリンス」(12)、「会いたい」(13)に主演。これまで出演したすべてのドラマで、新人賞、演技賞各賞を受賞しており、本作でも優秀演技賞を受賞。2014年3月現在、韓国で放送中の「Three Days」に主演。
ジョンウ役:パク・ユチョン「会いたい」では、これまで担当した役柄とは全く異なるタフでカリスマあふれる刑事ハン・ジョンウ役で、初恋相手を一途に想いつづける純粋さを表現豊かに演じている。
本作では、子役のヨ・ジングとのシンクロ率も話題になった。深い考えに浸ったり、悩みに陥った時、頬を膨らませてボールペンを口にくわえる姿は、ヨ・ジングが演じたジョンウの少年時代そのもの。特に、少女のスヨンとのツーショット場面では、視聴者は、一緒にジョンウの成長を見守って来たような錯覚に陥ってしまうかも。果たしてどこでこのシーンが見られるのか、お見逃しなく。
ところで、アーティストが主人公のドラマは、どんなに演技がうまくても、ドラマの中で1人際立ってしまうことが多い。ところがパク・ユチョンにはこれがない。他の俳優を引き立てるのが実にうまいのだ。これを彼の演技力とみるのか、天性のものとみるのかはわからないが、過去の作品でもそれが実証された。「トキメキ☆成均館スキャンダル」は“花の4人衆”の群像劇だったし、「ミス・リプリー」ではイ・ダヘが演じたミリ役が際立った。「屋根部屋のプリンス」でも臣下トリオやイ・テソンの悪役ぶりがパク・ユチョンと同じくらい魅力的だった。どの作品も、別のキャストを主人公にしたスピンオフが観たくなるほど。現に、パク・ユチョン目当てで視聴したファンが、ヨリム病やコロ病にハマったり、イ・テソンの悪の魅力の虜になった方も多いと聞く。
本作でも、敵対するハリー役のユ・スンホのブレークぶりはすごかった。これについては別の機会に詳しく紹介。
では、彼の演技が控えめなのか?というとそんなことはない。スヨンの母役のキム・ミョンヒや、掃除のおばさん役のキム・ミギョンといった名女優や、ジョンウの父役のハン・ジニとの共演シーンでは、大ベテランと向き合っても全く引けを取らない見事な演技でやりあっている。特に、「屋根部屋のプリンス」でも共演したソン・オクスクとのシーンでは、“愛すべきキャラクター”ぶりを大いに発揮し、ソヨンの母を完全に虜にした余裕すら感じさせる。そんな彼を名女優ソン・オクスは、俳優として作品に取り組む彼の姿を絶賛し、「ユチョンが秘めている魅力は限りない。俳優として大成するでしょう」とインタビューで答えている。(聯合ニュース 2012-12-09より)
今や完全に演技派俳優として認知されたパク・ユチョンは、本作では見事(?)な音痴ぶりも披露し、トップアーティストとしてのもう一つの顔を完全にシャットアウトしている。そんな彼の演技に1つだけアーティストとして思い出させるところがある。それは、悪い記憶を“いい記憶”に変えるジョンウの魔法!閉じた手を小指から開いていく仕草がとても美しい。ステージでやればそのままバラード曲が流れてきそうだ。その美・魔法ぶりはドラマでご確認あれ!
スヨン/ジョイ役:ユン・ウネ★ユン・ウネ:イ・スヨン/ジョイ役(1984年10月3日生、169センチ、O型)
ユン・ウネも芸能界デビューは、1999年「Baby V.O.X」で歌手として。女優として活動は2006年からで、同年の「宮~Love in Palace」で演じたチェギョン役でその飾らない愛らしさに人気急騰し、日本およびアジアにおける韓国ドラマのファン層を大きく変えた。「宮~Love in Palace」は、これまでの韓国ドラマと言えば、30代から上は80代以上の大人の女性が好むジャンルとして認知されていた。ところが、韓国のミリオンセラー漫画を原作とした「宮~Love in Palace」がドラマ化され、韓国ドラマのファン層を中学、高校生から20代まで広げることに成功した。何しろこのドラマは、世界23カ国(2010年6月現在)で放送され、世界中で大人気を博した。(詳しくはコチラで紹介)
翌年には、男装してイケメンだらけのコーヒーショップに勤める「コーヒープリンス1号店」(07)に出演し、ここ数年人気の「美男<イケメン>ですね」や「美男<イケメン>ラーメン店」、「美男<イケメン>☆スター誕生」など、“男装のヒロインとイケメンたちとのラブコメ”ジャンルを築くのに大いに貢献した。
女性ファンが圧倒的に多い日本で韓国ドラマの紹介をする場合、ファンのの目をひくのはどうしても男性俳優の名前となるが、女性からも絶大な人気の彼女は、そんな中でファンをひきつけることができる数少ない女優の1人だ。
その後も「嬢さまをお願い!」(09)、「私に嘘をついてみて」(11)などでヒロイン役を演じ、アジア中で人気のトップ女優の座を不動のものにしたユン・ウネは、2007年の「MBC演技大賞」最優秀賞をはじめ多くの賞を受賞。ところが、元気で溌剌としたイメージが定着してしまったためか、大人の切ない恋の演技については高く評価されることが少なかった。
そんな彼女のイメージを一新させたのがこの「会いたい」だった。ユン・ウネは、スヨン役で、中学生の頃に悲惨な事件に巻き込まれ、淡い初恋の相手ジョンウの前から姿を消し、事件のトラウマにおびえながらも別人・ジョイとして登場する難役を見事に演じた。彼女の過去におびえる姿は、子役が演じたあの悲惨な事件を自らが体験したような錯覚を視聴者に与える迫真の演技だった。また、ジョンウを恋しがる姿や、母との再会のシーンで見せた少女の心と、ハリーを見捨てられない大人の女性の母性をドラマの中で見事に具現した。
周りからは絶賛された今回のスヨン役だったが、ユン・ウネ自身は役に入る前、キム・ソヒョンら子役たちの名演技に大きなプレッシャーを感じたという。彼女にとって、役の途中から投入されるのも初めてだっただけに、そのプレッシャーはなおさらだったのかもしれない。半ば開き直りともいえる潔さでバトンを受け取ったユン・ウネのスヨン役は高く評価され、同年の「MBS演技大賞」で人気賞と韓流スター賞を受賞した。それでも、インタビューなどでは自らのスヨン役の演技を70点と辛くつけているユン・ウネ(韓国mydaily2013年2月1日記事より)。そんな彼女は、昨年2013年、韓流10周年の節目に日本のユーザー投票で選出された「韓国ドラマ大賞」で、女優部門で堂々の第1位に輝いた。パク・ユチョンも第2位にランクインした。ユン・ウネの最新作は2013年「未来の選択」(原題)。
次回は、ハリー役のユ・スンホとキム刑事のチョン・グァンリョルの魅力を探る。
【「会いたい」を2倍楽しむ】
◇DVD 公式サイト
「会いたい」Blu-ray&DVD
SET1、SET2ともに大好評発売中!
Blu-ray 各 ¥21,000+税
DVD 各 ¥19,000+税
発売元・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
もういちど「会いたい」スペシャルメイキング DVD
Part 1 4月9日(水)発売
Part 2 5月9日(金)発売
各7,500+税
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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